パーティシア(PDF)を悪用した仮想通貨詐欺に注意!怪しいネットワークビジネスの実態を調査

パーティシアを悪用した仮想通貨詐欺に注意!怪しいネットワークビジネスの実態を調査

こんにちは。きんじです。

このブログでは、安心・安全に副業で稼いでいきたい方のために、怪しい副業やネットビジネスを徹底的に調査しています。

【今回、検証する案件】

副業案件|パーティシア(PDF)

この記事の結論

結論、パーティシア(PDF)自体は怪しくないですが、パーティシアを勧めてくるネットワークビジネス団体は仮想通貨投資詐欺の疑いもあり危険と判断しました。

今回は、パーティシア(PDF)という仮想通貨(暗号資産)のステーキングを勧めてくるネットワークビジネス団体について、解説していきます。

仮想通貨のステーキングとは

保有している暗号資産(仮想通貨)をブロックチェーンネットワークに預けておくと、その対価として報酬が得られる仕組み。預けている期間は取引や送金ができない。

パーティシア(MPC)のステーキングサービスを勧めるマルチ団体が、4月から活発に動き出すそうで、すでに誘われている方もいるのではないでしょうか。

まずは、焦って登録せずに、記事をしっかり読んだうえで、仮想通貨のステーキングに参加するかご判断ください。

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目次

パーティシア(仮想通貨)とは

パーティシアについて
https://partisiablockchain.com/

パーティシア(Partisia Blockchain)とは、スイスに財団を持つ、データプライバシーを重視する革新的なブロックチェーンプロダクトです。

ブロックチェーンとは・・・
取引履歴を暗号技術によって過去から1本の鎖のようにつなげ、正確な取引履歴を維持しようとする技術

2021年の5月にはおよそおよそ2000万ドル(29億円)の資金が調達され、

2022年の5月にMPCトークン(仮想通貨)を発行しました。

PDFのパーティシアが販売するMPCトークン(仮想通貨)はすでに複数の海外の仮想通貨取引所に上場しており、

今後の成長に期待できる仮想通貨と言えます。

パーティシア(Partisia Blockchain)や、トークンのMPCに問題は無さそうですね。

今回は、パーティシア(MPC)が問題なのではなく、パーティシア(MPC)のステーキングを勧めるネットワークビジネスの団体が問題なのです。

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PDFというパーティシアのネットワークビジネス団体に注意

今日本では、若者を中心に、「パーティシアという仮想通貨を購入すれば1年後には最低でも60倍は上がる」といった話を持ちかけ、入金させるマルチ・ネットワークビジネスが徐々に流行り出しています。

(パーティシアを勧める団体名が現時点で判明していないので、ネットワークビジネス団体と言いますね)

この団体が活動が始まったのは4月で、団体名はPDFと言います。

PDFが展開するパーティシアのプロジェクトの内容を簡単にまとめました。

パーティシア ネットワークビジネス団体のプロジェクト内容
  • 半減期が来るからパーティシアのを買えば1年後に最低でも60倍は上がる
  • 毎年上がる通貨を見定めて毎年購入代行をしている
  • ノード(仮想通貨のネットワークに参加しているコンピューター端末)を持っている事業所があるから、そこで代行をしている
  • 最低購入額は1.6万円から
  • 60%をステーキングに、残りの40%を広告費として事業団体全体で割り振る
  • 利益が出て出金した際に10%を事業団体が貰い受ける
  • 出金したお金は日本の税対策としてラオスのJDB銀行の口座に出金される(口座を作成する必要がある)

すでにツッコミどころが多いんですが・・・。

そもそも仮想通貨が〇年後に最低でも〇〇倍上がる、というのは普通あり得ませんし、予測できません。

また、仮想通貨の半減期というのは、マイニング(採掘)報酬が半分になるタイミングのことで、

一般的には「半減期が来ると、仮想通貨の価格が上がる」と言われています。

PDFのパーティシアが販売するMPCトークン(仮想通貨)は半減期が訪れ、価格が上がったタイミングで売り、そこで得た報酬を分配していくのでしょうか。

どちらにせよ、仮想通貨の価値が上がるかどうかは誰にもわかりませんし、

今の時点で将来性も期待できないので、参加するのはかなりリスクがありますね。

PDFの報酬形態について

PDFのパーティシアが販売するMPCトークン(仮想通貨)はネットワークビジネスという形態をとっているため、パーティシアの仮想通貨のステーキングによる配当のほかに、紹介報酬が存在します。

ダイレクトボーナス直接紹介でパッケージ購入した購入額の5%がダイレクトボーナスとして発生
バイナリーボーナス左右いずれかの系統のうち、少ないチームのポイント×メンバーランクによって定められた料率の報酬が支給される。(バイナリー形式)
バイナリー差額ボーナスメンバーランクによって、ダウンラインから獲得できるパーセンテージが変わる。自身の参加金額が多いほど高い料率となる。
タイトルボーナス自身を起点とするバイナリーツリーの少ない方のチームの累計売上達成金額に応じて、支払われるボーナス(1回のみ)
バリデートコンプレッション紹介したメンバーが獲得したバリデーター報酬に対して、それぞれの料率が支給されるボーナス
EXITBONUS新規登録者の募集終了後、参加者は出金手数料を10%運営側に払う。
そのうち各条件を達成したものに1%ずつ分配される。
ダイヤモンドランク&チェアパーソンになった場合は出金手数料の2%を得ることができる。

配当による報酬より、人に紹介することで得られるアフィリエイト報酬の方が金額が高くなってくるため、

アフィリエイト報酬を目的とした会員による勧誘がこれからどんどん増えていくでしょう。

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パーティシアのネットワークビジネス(PDF)が怪しいと思う理由

パーティシア(MPC)という仮想通貨を日本で勧めるネットワークビジネスの団体が「怪しい」「詐欺」と思う理由をいくつか紹介していきます。

運営の広告費が高い

PDFのパーティシアが販売するMPCトークン(仮想通貨)をネットワークビジネスに出資した分は、全てパーティシア(MPC)トークン『パーティシアコイン』の購入に回されるわけではありません。

紹介報酬(ネットワークビジネスによる報酬)を受け取らない「投資家プラン」の場合は80%、

他の人を勧誘して紹介報酬を受け取る「ビジネスプラン」では60%がパーティシアコイン(トークン)の購入に回され、残りは広告報酬に回されます。

投資家プランビジネスプラン
広告報酬受け取れない受け取れる
ファントム購入80%60%
広告報酬原資20%40%

運営側は紹介報酬を受け取れる「ビジネスプラン」を推奨しているため、ネットワークビジネスで稼ぎたいだけなのではないか、と感じます。

ロックアップ期間は1年間

パーティシア(MPC)のネットワークビジネスに参加して1年間は、ロックアップ期間となってます。

ロックアップ期間とは

一時的にそのパーティシアの仮想通貨を使えなくすること。

ロックアップがないとプロジェクトによって、どんどん売られて価格が暴落する可能性もあるため、一時的に利用できなくなる期間が設けられている。

1度契約してしまうと、1年間はパーティシア 仮想通貨の資金が引き出せません。

ロックアップの途中で解約したいとなった場合は、プラン購入の10%を途中解約手数料として支払うことが必要となります。

ちなみにパーティシア(MPC)の公式のロックアップ期間が7日間なので、ネットワークビジネス団体の1年間というのは、かなり長いんではないでしょうか。

パーティシア公式のロックアップ期間は7日間
引用元:パーティシア ホワイトペーパー

公式のステーキングだとロックアップは7日間なのに、なぜ1年間もの長いロックアップ期間を設けているのか。。。

ポンジスキームである可能性も拭えませんよね。

ポンジスキームとは

実際には資産運用をしないにもかかわらず、出資を受けたお金を運用するとの虚偽の事実を伝え、お金を出資させる行為

また、入金についても、日本円の受付はなく、パーティシアの仮想通貨からの入金になるため、

それなりにパーティシアコイン(トークン)に限らず、基本的な仮想通貨の知識は必要かもしれません。

パーティシア公式と団体は全く関係ない

パーティシアのステーキングを勧めるネットワークビジネス団体は、パーティシア公式と全く関係ありません。

ネットワークビジネスの団体が、勝手にパーティシア仮想通貨のステーキングしているだけです。

パーティシア(Partisia Blockchain)の公式サイトやホワイトペーパーには、日本のネットワークビジネス団体について言及されていないため、

勝手にパーティシアを利用して仮想通貨のステーキングサービスを行っているだけでしょう。

CDPを運営していた団体が関わっている

個人的にパーティシアのネットワークビジネスが怪しいと思う一番の理由はこれです。

というかこの理由だけで関わらない方がいいと言えます。

PDFのパーティシは、CDPというネットワークビジネスの団体の新プロジェクトになっており、2024年の4月から活発的に動いている模様。

CDPとは、アゼロコインという仮想通貨をステーキングすることによって稼いでいくネットワークビジネスですが、悪質な勧誘をしています。

トークンを発行しているアレフゼロと全く関わりがなかったりと、怪しい点がいくつもあり、

PDFは「詐欺」「怪しい」との悪評がかなり多い団体です。

引用元:KENZO

CDPを運営していた人たちの一部が・・とかではなく、CDPを運営していた人たちが新しいプロジェクトを立ち上げる・・という形ですので、

プロジェクトの中身は似たようなものになってくるでしょう。

契約書面の交付が行われていない

ネットワークビジネス(連鎖販売取引)は、問題の多い形態として、特商法により厳しく規制されてます。

特商法ガイド:連鎖販売取引

しかし、現時点で確認できた情報によると、PDFのパーティシアを勧めるネットワークビジネスの団体は、勧誘の際に法的書面を配布していないとのことです。

これは特商法違反にあたります。安全なビジネスとは言えませんね。

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パーティシアのネットワークビジネス(PDF)の口コミ

パーティシアを勧めるPDFのネットワークビジネス団体について、ネットではすでに多くの口コミや質問が寄せられています。

質問者:1052735077さん

仮想通貨詐欺についての質問です。 長文になります。 まず仮想通貨購入代行をしているという人の話を聞きました。 内容は、まず今半減期が来るからパーティシアという仮想通貨を買えば一年後には最低でも60倍に上がる。そこに目をつけて購入代行の事業をしている。これは毎年上がる通貨を見定めて毎年事業をしている。ノードを持っている事業所があるから、そこで代行をしている。最低購入額は1.6万円からで60%を持ち金に残りの40%を広告費として事業団体全体で割り振るというものです。 そして、利益が出て出金した際に10%を事業団体が貰い受ける。出金したお金は日本の税対策として、ラオスのJDB銀行の口座を作ってもらいそこに出金される。そうすれば税もほとんどかからないし、置いとくだけで年利7.5%は貰える。そこからクレジットカードを作ればいつでも引き下ろせるし、買い物にも使えるから便利だよ。 という話でした。まだ大まかな内容しか聞いていないので、分かりにくい部分はあると思いますが、これは詐欺なのでしょうか? それとも、本当に40%、10%をもらって事業団体の収入にするという仕事なのでしょうか?

引用元:Yahoo!知恵袋

パーティシアを扱ってるマルチ案件にご注意下さい。ほぼ、出金停止やらで、飛びます。

引用元:X

湯浅亮太、マルチ会員独特のストーリーを流してる模様。 SNSで陰口叩いてるのお前だろ?? 突撃されて違法性を言及され、何も答えられないお前にリテラシーを語る資格はあるのか?? CDPは4月で終わって、新しく"パーティシア"とかいうMLMを始めるらしいので注意喚起しときます。

引用元:X

現時点ではネットワークビジネス団体に関する情報が少ないんですが、

それでもここまで怪しい評判が出てきます。

仮想通貨のステーキングに興味がある方や、現在仮想通貨について勉強中の方でも、安易に関わるべきではないビジネスといえますね。

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パーティシアを進めるPDFに注意|まとめ

ここまでパーティシア(Partisia Blockchain)について、実際に検証した結果や、口コミ評判などの実態をお伝えしてきましたが、

まとめると、以下の4つの理由から稼げない悪質案件と判断しました。

  • パーティシア公式に認知されているわけではない
  • 仮想通貨のステーキングによる報酬より、ネットワークビジネス要素が強い
  • 仮想通貨の価値が絶対に上がるなんてことはない、予想はできない
  • CDPの運営の新プロジェクトのため、稼げない詐欺である可能性が高い

PDFのパーティシアが販売するMPCトークン(仮想通貨)自体は問題ないので、仮想通貨のステーキングがしたいなら公式や信用できる取引所から購入することをおすすめします。

ネットワークビジネスが絡んでいる以上、人を勧誘する必要があるし、勧誘しなければ赤字・・ということもあり得ます。

パーティシア(Partisia Blockchain)や、パーティシアが発行するトークンのMPCは怪しくないものの、

勝手にパーティシアの仮想通貨購入代行を名乗ったり、仮想通貨のステーキングサービスを行うネットワークビジネスの団体は、投資詐欺の可能性があるため、安易な参加はオススメできません。

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